BMW Z４　エンジン始動しない

H２１年（２００９年）式　BMW Z4　エンジンがかからなくなったとの事で連絡があり、積載車にて引き取りに行き入庫しました。

早速点検していき、エンジンをかけようとするとバッテリーが弱いような感じでスタータモータが少し回るがエンジン始動出来ない。
バッテリーを点検してみたが弱っている様子もなく異常なし・・・
ブースターをつないだりバッテリーを少し充電してみたが変化がなし。
スパークプラグを取り外しスターターを回すとエンジンは回るので、エンジン本体もロックしている等の異常はないと判断。

スターターモーターの異常を疑い外してみる事にしました。

スターターモーターはインテークマニホールドの下辺りにあり隙間から見えました。

外してみると・・・

社外品が付いており、まだ綺麗なので一度交換されているようだがモーターハウジングを固定しているボルトが締め付け不良だったのか、緩んで外れかかっていました。
それにより赤丸部分が動いてしまう状態で、スターターが正常に回らない状態になっていました。
ボルトも締め付け出来ないので交換する事にしました。

純正新品だと価格も高いし、社外品の安い物を使うとまた同じ症状が起こる可能性があるため今回はリビルト品を取り寄せて交換しました。
※リビルト部品とは、中古車から部品を取り出し、再利用可能な状態にまで整備を行ったリサイクル部品のことです。環境保全に役立つばかりでなく、価格・作業性などの面でも多くのメリットがあります。