シトロエン DS4 エンジン始動しない
H24年(2012年)式 シトロエン DS4 型式ABA-7C5F06S
県外の中古車屋さんからの依頼だったので何故かな?と思ったら、ユーザーさんは市内にお住まいの方で最近その中古車屋さんでご購入したばかりのよう。
遠いこともあり、当店にご依頼いただきました。
始動しないとのことで、レッカーにて入庫。

症状 ①走行中メーター内のバッテリー警告灯が点灯↔消灯を繰り返していた。
②バッテリーが上がってしまい、出先で走行不能となった。
③ご依頼いただいた2日前に再始動を試みたところ正常に始動し、警告灯は点灯していない
とのことでした。
症状確認のため始動しようとすると、確かにスターターが回らず始動しない。でも、『カチッ』と音はしてる。バッテリーも正常。スターターの故障でもなさそう。
なんだろう?んっ⁉ もしかしてバッテリーからスターターへ電気がいってないか?
ボンネットを開けバッテリー付近を確認してみると・・・
ナント!バッテリー+端子が焦げてる‼
配線を触ってみるとナットが緩んでいてグラグラ。これが原因ですね‼



緩んでいたことによりスパークして、端子のアルミが溶けてミッションの上に垂れていました。
ナットも溶けていました。
火災にならなくてよかったです😨!!

端子を磨いて、ナットを交換。
無事、エンジン始動しました。
原因もすぐ分かり安く修理出来たので、ユーザーさん・ご依頼をいただいた中古車屋さんにも大変喜んでいただけました。
今回なぜナットが緩んでいたのかはわかりませんが、自分もこれからも整備をしていくうえで”ボルト・ナットの締め忘れのないように気を付けていかないと!”と改めて思いました。
皆さんも少しでも車に異常を感じたら早めに点検してもらいましょう‼
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